FMEをMacで動かしてみた
Safe Software社が開発したFMEというデータ変換エンジンの評価を行うに当たり、まずMac版を試してみた。
Mac版、Linux版は共に評価版という位置づけになっており、正式版はWindowsとなるが、今後のことを考えるとMac版、Linux版共にフィードバックをしていった方が良さそうなので、最初のトライアルはMac版とすることにした。
このページでは日本で正式な代理店として登録されているプラグマティカ社のサポートページを参考にインストールからサンプルデータの表示までを行った。
FMEは本来空間データを扱うことを想定したデータ変換エンジンだが、サポートするデータの豊富さとフロー制御のGUIが秀逸なことから、一部のエンドユーザーコンピューティングに役立つと思い、導入を検討している。
具体的な応用は追って投稿していく。
今回、Mac版を使用してみた所感として。
チュートリアルとMac版との差異が少なく、同じ操作環境を実現できているところは好感が持てた。
大きな問題はUTF-8のデータに対応し切れていないこと。
チュートリアルに従い、インスペクタを実行した画面が上記画像となる。
PDFの読み込みを行ったときもそうだったが、全体的にマルチバイト文字対応に漏れがあるパターンが多い。
今後の改善が待たれる。